琥珀糖というお菓子をご存じですか?
グラニュー糖と寒天で作れる すごくシンプルなお菓子です。
子供と家で作るにはもってこいだなと 夏休みのお楽しみにしていたんですが、気がつけば夏休みが終わっちゃう!と慌てて作ってみようと思った大雨警報の出ていたその日、家にはきび糖しかありませんでした。
(随分前の話です)
きび糖で琥珀糖
【材料】
- 粉寒天 4g
- きび糖 250g
- 水 200ml
※ 糸寒天を使う場合は、半日ほど水(分量外)に浸して戻しておきます
【作り方】
- 鍋の水に粉寒天をとかしてから 火にかけてよく溶かす
- 粉寒天が溶けて沸騰したら一度火を止め、きび糖をいれて再度加熱して溶かす
- クッキングペーパーやラップをしいた容器にいれる粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固める
- 固まったら型からはずして ナイフでカットして、風通しのいいところで広げて数日乾燥させる
【失敗点】
- きび糖は思ったより濃いめの色になるので色付けには不向きでした(コーヒーで濃淡をつけようと思っていたが失敗)
- 1個1個が厚すぎると乾燥するまで日数がかかる
- ナイフでカットするより 手でちぎった方が表面積が広がり、鉱物感が出そう。乾燥も早そう
ちょっと固まってから 濃いめにとかしたインスタントコーヒーをいれ、マーブリングのように模様付けしようとしましたが 表面の固まった部分をかきあつめることになり 透明感がなくなってしまいました。
【乾燥過程】
◆ 1日目
出来立て♪
まったく外はカリっとしてませんが、このままでも美味しくいただけます
◆ 2日目
まだまだカリカリではありません
(確認のため何個か食べると…止まらなくなります)
◆ 3日目
形がいびつな方が乾きが早い気がする
(確認の為…と言って食べ過ぎてる、くせになる)
◆ 4日目
まだか?まだなのか?!
◆ 6日目
やっと完成〜。
お皿に落とした時にカランと音がします。その響きが心地よい。
透明感があまりみられませんが、日にかざすと透けててキレイ。
【作った感想】
作る過程は非常にシンプル!
本当は濃いめのコーヒーで濃淡をつけたかったのですが、途中からコーヒーは諦めて ただのきび糖琥珀糖にシフトチェンジ。
感想まで日数がかかりますが、毎日ちょっとずつ食べて変化を楽しめるのは楽しい。
【食べた感想】
外側はシャリシャリとして、中は歯切れの良い柔らかさ。ゼリーのようなプルプルではなくて トゥルって感じが好みです。
きび糖をしっかり溶かした際 若干キャラメリゼになったのか 香ばしい香りがしてよかったです。
まとめ
砂糖を少なめにしてしまったので しゃりしゃり感が少なかったかもしれませんが、これはこれで美味しいです。
砂糖少なめで作ったので 気持ち早めに食べ切ろうと思います。
作ってから気づきましたが ベビーチーノ(息子)は金平糖が苦手だったので これもイマイチだったみたい。。。
火にかけてる時間が長かったので 子供に任せるのが不安になって 結局1人でやってしまいました(カットだけ手伝ってもらった)
今回の結果、『きび糖でも作れない事もないが、綺麗な色を付けたいならグラニュー糖』という結論です。
ということで早々にグラニュー糖を買ってきたので琥珀糖熱が冷めないうちに、鉱物のような琥珀糖を作ってみたいと思います。
あわせて コーヒーでグラデーションを作ったコーヒー琥珀糖もリベンジします!!!