旅するエスプレッソ

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カルディのパネトーネを食べながらパンドーロの事も調べる




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今年はシュトーレンを堪能してますが、ちょっと横道にそれて パネトーネも買っちゃってます。

そしたら なんと11月23日放送の『グレーテルのかまど』で『イタリア クリスマスの黄金パン』としてパンドーロ特集をしてました。

え?パネトーネとパンドーロってどう違うの?
という事で、両者の違いを調べながら パネトーネをいただきまーす。

パネトーネ

パネットーネ (伊: Panettone) は、イタリアの伝統的な発酵菓子パンの一つ。甘く柔らかなドーム型の菓子パンで「大きなパン」の意味を持つ、イタリア・ミラノ発祥の伝統菓子。

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保存期間が長いことに特徴があります。

パンドーロと共にクリスマス特有の菓子の一つです。クリスマス前の4週間(待降節)には各家庭で焼かれ親族や友人に配る習慣があり、この時期になると大きなパネットーネが家の中にゴロゴロしていたそうですが、現在はパン屋で購入して手軽に済ませる傾向にあるそうです。

 

パネトーネの作り方

バターがたっぷりはいった生地に、ドライフルーツを加えたクリスマス前に食べられるお菓子。

卵をたっぷりと使った生地に、小麦粉とパネトーネ種という酵母を加え”発酵させて生地を休ませる”という工程を繰り返してつくるため、大変手間がかかります。

できあがった生地にレーズン、プラム、オレンジピールその他のドライフルーツを刻んだものを混ぜ込んで焼き上げれば完成です。

ドライフルーツはラム酒漬けにしたものを使用するので、ほんのりラム酒の香りが広がります。

またドライフルーツは日を追うごとに味が変化してくので、その変化を楽しむのもパネトーネの醍醐味なんだそうです。

 

パネトーネの食べ方

イエス様の降誕を待ち望む期間である”待降節”からクリスマスが終わるまで1日3食そしておやつにまで、いろいろなパネトーネを食べる習慣があるそうです。

食べ方は、ケーキのように放射線状にカットしていただきます。ケーキよりはパンに近い、でもパンではない、そんな不思議な、軽い味わいです。

シュトーレン同様にクリスマスまでの間に少しずつ食べていくものですが、シュトーレンは日に日に熟成して旨味も増していきますがパネトーネは乾燥していく傾向にあるので、実際には数日~2周間程度で食べきって また新たにパネトーネを買ってくる、という食べ方が多いそうです。

 

パンドーロ

パンドーロ (伊: Pandoro) は、イタリアのヴェローナの銘菓である。

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パネットーネと共にクリスマス特有の菓子の一つで、しばしばバニラの香りがついた粉砂糖をまぶして食べられる。

名称の由来は諸説ありますが、13世紀にヴェネツィア貴族の宮廷で出されていた”pane de oro”(黄金のパンの意)に由来しているとも言われている。

生地は軟らかく、玉子由来の黄金色で、バニラの香りである。形状は先端のない円錐形で星型にえぐれていて、通常は8つの頂点がある。

材料は、小麦粉、砂糖、卵、バター、カカオバター、酵母とシンプルですが、作製技術は複雑で多数の作業工程を経て作られており、かなり手間と労力を必要とします。

パネトーネと同じく放射線状にカットする事が多いが、横にスライスして ズラしてツリーのように飾ることもある。

 

パネトーネとパンドーロの違い

パネトーネ

発祥はミラノ

ドライフルーツ入

ドーム型

パンドーロ

発祥はヴェローナ

材料がシンプル、卵の黄金色

8角形の円錐型

 

購入メモ

カルディ パオロ ラッザローニ パネトーネ

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容量:100g 
価格:429円

イタリアの家庭でクリスマスの前に焼かれる伝統的なパンです。天然酵母のパネトーネ種を使い、バター・卵・ドライフルーツをたっぷり練りこんでます。甘口のスパークリングワインとご一緒にどうぞ。

カルディホームページ

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あけてふんわりヨーグルトっぽい香り。これが酵母の香りかな?

クリームが入ってない分 レモンよりはパサっと系だけど、軽くて食べやすい。

パンだけ嗅ぐとツンとくる発酵種っぽい香りも食べるとまったく気にならないから不思議。

今年食べまくってるシュトーレンと同じようにドライフルーツたっぷりだけど、明らかに別物。こちらはしっかりパンです。

 

カルディ パオロ ラッザローニ パネトーネ (リモンチェッロクリーム)


容量:100g
価格:429円

自然酵母のパネトーネ種を使い、バター・卵を練りこんで焼き上げたしっとりした生地に、リモンチェッロクリームをたっぷり入れました。定番のドライフルーツとはまた違ったレモンリキュールの爽やかな味わいです。※洋酒を使用しています。

カルディホームページより引用

 

こちらも同じくあけてふんわりヨーグルトっぽい香り。やはりこれが酵母の香りだろう。

食べてもヨーグルトのような酸味あり。

すっぱいわけではなく、レモンケーキみたいに爽やかな味。

でもレモンケーキよりしっとりしてなくて 軽い食感が食べやすい。

エスプレッソ氏はコチラをかなり気にいっていた。

 

コーヒーとパネトーネ

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ブラックでもいいけど、シュトーレンよりパンよりな感じが、カフェラテと合いそう。

 

まとめ

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イタリアではパネトーネ派とパンドーロ派でわかれているようです。

日本で言えば こしあん派つぶあん派 みたいなかんじですかね?

イタリアには日本のようにクリスマスケーキというものが存在しないそうなので、イタリアでクリスマスのお菓子・ケーキと言えばパネトーネ、ということなんだそうです。

イタリアではこのクリスマスの時期にパネトーネはなくてはならない存在のようですね。

今年はカルディだけ買いましたが、来年は食べ比べをしたいとおもいます(もう来年の話!笑)