ども。趣味も仕事もコーヒーな生活を送るミスターエスプレッソです。
このコロナ禍の影響で世の中のおうちカフェ化が進み、家で楽しむコーヒーの提案やアドバイスをしてくれるオンラインセミナー、トークショー的な企画が増えています。
- ミニマル ×丸山珈琲×ライトアップコーヒー
- ミニマル×ロクメイコーヒー
- 丸山珈琲×ワインバー
- 丸山珈琲×カカオハンター
など、自分がインスタでフォローしているだけでもこれだけありました(すべて終了)
去る5/23には、丸山珈琲の丸山健太郎氏とバリスタ鈴木樹さんのインスタライブが開催されました。
インスタライブ?!どーやってみるの?と夫婦で未体験のインスタライブに興味深々で参加してみましたので 今後の参考に残しておきます。
(ちなみにカップッチーノ氏は息子の寝かしつけで途中離脱)
丸山珈琲 インスタライブ
#おうちで試飲会
#おうちでコーヒーバッグ試飲会
開催日:2020.5.23
開催時間:19:00〜
講師:丸山健太郎社長
アシスタント:鈴木樹バリスタ
内容:コーヒーバッグを入れながらスペシャルティコーヒーの説明をします
テイスティング銘柄:丸山珈琲 コーヒーバッグ
- ベリー(ノエル・ディアス ナチュラル/ドミニカ共和国)
- シトラス(ファビオ・ルイス/コスタリカ)
- ハーモニー(アルフレド・ディアス ブラックハニー/ドミニカ共和国)
丸山社長と鈴木バリスタによりティーバッグタイプのコーヒーバッグを実際に淹れながら、ドリップのコツや各種アイテムのコンセプト、フレーバーの解説を主軸にスペシャルティコーヒーに関するあれこれについて幅広くフリートークするといった内容でした。
このインスタライブの告知のある少し前にたまたまオンラインショップでコーヒーバッグを購入していてまだ封を開けていなかったので、ちょうどいい機会でした。
丸山珈琲のティーバッグタイプのコーヒーバッグ
コーヒーバッグは、特別な器具等も必要なく、お湯に浸すだけでどなたでも丸山珈琲が厳選した個性豊かなスペシャルティコーヒーをより身近により手軽に楽しめる新商品です。
丸山珈琲ホームページより引用
『ベリー』や『シトラス』といった“コンセプト”があり、定期的に中に使用されるコーヒーの産地が変わっていきます。
ティーバッグタイプのコーヒーバッグ淹れ方のコツ
熱湯180cc用意する
- バッグ全体に30ccまんべんなくかけ 30秒蒸らすそうする事で味がしっかり出る
- 残りのお湯を注ぎきる
- 注ぎ終わったら5回ほどバッグを出し入れする
- 4分待つ
- 4分後、最後に10回ほどバッグを出し入れする
絞ったりして無理やりエキスを出さない方が雑みがなくて良いそうです。
#おうちで試飲会
〈当日セレクトされたコーヒーたち〉
ベリー/ノエルディアス
○丸山社長/鈴木バリスタの評価
ラズベリージャム/アポロチョコみたいな風味/火の通ったベリー/梅みたい/ラム酒に近いアルコール感あり/味噌っぽい/質感はきめ細かさがあり舌に長く留まっている
■個人の感想
ベリーやミルクチョコっぽい。質のいいモカのナチュラルフレーバーを楽しめました。後味の甘さも好き!丸山さんのコメントで、きめ細やかな質感という表現がわかりやすかったです。
色々と表現の引き出しを持っていてすごいなー。アポロチョコは面白い例え😆
シトラス/ファビオルイス
○丸山社長/鈴木バリスタの評価
柑橘の中でもレモンっぽさがある/レモンのピールに近いところの風味/クリスプ(爽やかな酸)
■個人の感想
レモンやリンゴのような甘く爽やかな風味。
後味の柔らかさのある甘みも好きです。
ハーモニー/アルフレドディアス
○丸山社長/鈴木バリスタの評価
調和の取れたコーヒー/まろやかな感じ/分かりやすい甘み/質感滑らか
■個人の感想
チェリーやレーズンっぽいフレーバーを感じました。発酵したような香りも。つまりワインっぽい?後味にお砂糖のような甘さも。全体的にバランス良いです。最初から最後まで一定の厚みがある感じ。今回の3つの中で1番好きかもー。
フリートーク
自社製品の試飲会以外にも、スペシャルティコーヒーにとって欠かせない良質な酸や甘み、質感の捉え方というか感じ方を磨くコツをユニークな表現で解説していました。
例えば今回の3つのコーヒーバッグそれぞれの酸の質をお酢に例えておりました。
- 「シトラス」は新しいお酢の様
- 「ベリー」は2年くらい寝かしたバルサミコや赤酢の様
- 「ハーモニー」は上の2つを合わせた様なバランスの良い感じ
そのほか、蛍光灯の種類で酸の明るさを例えるなど、コーヒーのフレーバー表現について学びたい方にも、またはワークショップなど考えている方にも良いヒントになりそうな自由な発想のフリートークは色々と勉強にもなりました。
その他にもコーヒーとパン、チョコレートといったフードとのマリアージュの話など多岐に渡り、約2時間はあっという間に過ぎていった印象です。
インスタライブ中にコメントが送れるのですが、その質問に答えたりもしていて、一方通行ではないやりとりが セミナーに近い気分にさせてくれました。
まとめ
スペシャルティコーヒーのめくるめく世界へ堅苦しくなく気軽に入っていける感じでした。
雑談を交えながらの幅広いコーヒートークには「へー、そうなんだ!」って情報がけっこうありました。
プロが扱う表現、例えば口当たりの滑らかさ=マウスフィールの捉え方のコツなども改めて聞くと新鮮でした。
また、スペシャルティコーヒー業界の新しい情報も聴くことができました。
各生産国における1番美味しいコーヒーを競うカップ・オブ・エクセレンスという世界的に有名な品評会があるのですが、日本で最近行われた国際審査には丸山珈琲と生豆商社のワタルが審査員として参加しており、つい先日エチオピアとニカラグアの採点を日本国内で行ったそう。
丸山さんはニカラグアの豆の中に100点満点中98点をつけたものがあったそう!グァバジュースやストロベリーシェイクみたいなフレーバーで驚いたとおっしゃってました。そんな表現もあるんだ!とこちらも驚きました笑 そんな表現を使われたら、飲んでみたいと思うじゃないですか笑
丸山珈琲ではまたこういった企画を続けていく予定だそうです。
また機会があったら参加してみたいなぁ。
インスタライブ、なかなか面白いツールだなぁ。
6/10(水)にはMinimal × 写真共有型アプリcafesnapのインスタライブが20:00よりあります。
ミニマルの代表 山下さんは積極的にインスタライブを配信してますので、こちらも要チェックですね。
配信は
@minimal_beantobarcholate
@cafesnap
の2箇所。
家にいながらも最新の情報を学べる機会を作ってくれる方達に感謝です。飲食だけでなく、探してみると様々なジャンルにおいて次々に配信されています。巣篭もり気味な毎日に新鮮な知識とワクワク感を与えてくれるオンラインのコミュニケーション。
今後も楽しみです〜。