10月1日は『国際コーヒーの日』でした。
せっかくなので「コーヒー」が関係する記念日をまとめてみました。
※ 一般社団法人 日本記念日協会に登録されている記念日だけまとめてます
- 1月9日『ジャマイカ ブルーマウンテンコーヒーの日』
- 4月16日『エスプレッソの日』
- 4月20日『珈琲牛乳の日』
- 5月9日『コクの日』
- 8月1日『カフェオーレの日』
- 9月26日『くつろぎの日』
- 10月1日 『国際コーヒーの日』
- 10月22日『ドリップコーヒーの日』
1月9日『ジャマイカ ブルーマウンテンコーヒーの日』
輸入ジャマイカコーヒーの品質の維持向上や秩序ある流通を図ることを目的として制定。
1月9日は、日本に向けはじめて大型出荷をした日付からきています。
制定年:2018年
制定:ジャマイカコーヒー輸入協会
4月16日『エスプレッソの日』
エスプレッソは1906年4月に開催したミラノ万博で、Bezzera社が Caffè Espresso(カフェ エスプレッソ)と表記したのが始まりだとされています。
イタリアでは4月の第2金曜日を『イタリアエスプレッソデー』と制定しました(イタリア国際カフェテイスティング協会イタリア本部)。日本では最初にイタリアエスプレッソデーとなった4月16日を『イタリアエスプレッソデー』とし、IIAC Japanが中心となって、日本全国のカフェと提携してエスプレッソの魅力や美味しさ、イタリアカフェ文化を発信しています。
(※ アメリカでは11月23日が『ナショナル・エスプレッソ・デー』)
その日をデロンギ社が『エスプレッソの日』として制定しました。
制定年:2008年
制定:デロンギ・ジャパン株式会社
4月20日『珈琲牛乳の日』
日本で最初に「珈琲牛乳(コーヒー牛乳)」が製造販売されたのは1920年。
その後 1923年4月20日、王冠で栓をした瓶入りの「珈琲牛乳」が、東海道線国府津駅で販売されました。
当時 並弁当が1箱35銭で売られていた時代に、珈琲牛乳は20銭とかなり高額だったにも関わらず、瞬く間に日本中で大人気になりました。
この日を記念して「珈琲牛乳の日」として認定・登録されました。
※現在は法律の改正により、生乳100%のものしか「牛乳」と表記出来なくなったので、商品名に珈琲(コーヒー)牛乳という表現は出来無くなりました。
商品名としてはコーヒー入り乳飲料の他に、「カフェオレ」「カフェラテ」「ミルクコーヒー」などの名称が使用されます。
制定年:2015年
制定:守山乳業株式会社
5月9日『コクの日』
5と9で「コク」。初夏の穏やかな日に、コクのあるコーヒーでリラックスしてもらいたいという思いを込めて、この記念日が制定されました。
コクとは、複雑に折り重なった心地よい味わいのことで、味覚の基本要素となる甘味・旨味・苦味・塩味・酸味がバランスよく含まれている状態でコクを感じることが出来、コクがあると表現される。
制定年:2012年
制定:味の素AGF株式会社
8月1日『カフェオーレの日』
『世界牛乳の日(6/1)』と『コーヒーの日(10/1)』の真ん中ということで、この日が選ばれました。
ミルクとコーヒーの割合「50:50」で作られているカフェオーレならではの理由です。
制定年:2012年
制定:グリコ乳業株式会社(現:江崎グリコ株式会社)
9月26日『くつろぎの日』
「く(9)つ(2)ろ(6)ぎ」と読むごろ合わせから制定。
2018年に創業50周年を迎えたコメダ珈琲店、お客様にとってさらに「くつろぐ、いちばんいいところ」であり続ける事が目的で制定されました。
制定年:2019年
制定:株式会社コメダ
10月1日 『国際コーヒーの日』
全日本コーヒー協会が制定した記念日で、その始まりは1983年です。
日本でコーヒーの日が「10月1日」になった理由は諸説あるようですが、次の2つの理由からのようです。
- 10月はコーヒー生産サイクルの年度始めである
世界一のコーヒー生産国ブラジルでは、コーヒーを収穫してから出荷するまでのサイクルが10月初めから9月末までとなっており、10月1日はコーヒーの新年度がはじまる日なのです。 - 1年で最もコーヒーの需要が高まる時期だから
コーヒーが最も多く飲まれているのは、秋から冬にかけてのシーズンと言われています。そのことから、秋のはじまりである10月1日を『コーヒーの日』に制定したそうです。
長い間、全日本コーヒー協会は「10月1日はコーヒーの日」と提唱してきましたが、その後 2014年の国際コーヒー機関(International Coffee Organization、略称:ICO)の理事会において『International Coffee Day(国際コーヒーの日)』として制定され、2015年10月1日からは、世界規模の記念日になりました。
※日本は、2015年にICOへ再加盟しています。
制定年:1983年
制定:全日本コーヒー協会
10月22日『ドリップコーヒーの日』
秋が深まり、よりドリップコーヒーが美味しくなる時期に、「ド(10)リップコーヒーを、ふぅ~ふぅ~(22)しながら飲んで、心も体も温まってもらいたい」との思いから、この日が選ばれました。
誰でも簡単に美味しく淹れられるドリップバッグコーヒーの良さを、多くの人に知ってもらことが目的で制定されました。
制定年:2016年
制定:株式会社ブルックス