旅するエスプレッソ

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コーヒーコレクション2019神田錦町に行ってきたぞ まとめ




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趣味も仕事もコーヒーな生活を送るミスターエスプレッソです。

神保町で毎年開催されるスペシャルティコーヒーのイベントの「コーヒーコレクション・アラウンド・神田錦町 2019」、今年も行って参りました。

だいぶ経ってしまったけど 備忘録がわりに記しておきます。

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コーヒーコレクション around 神田錦町 2019

今年で5年目を迎えるコーヒーコレクション。 これまで私たちは「先人が築いてきた日本のコーヒー文化を進化させ、未来へと繋ぐこと」をコンセプトに、産地個性を引き出したコーヒーをお届けしてきました。

第8回目の今回は、その一歩先へ。美味しいコーヒーの根源となる、生豆のクオリティとポテンシャルにフォーカスします。

国内外のコーヒー店からコーヒー好きを虜にするゲイシャ種や最新技術を用いて精選処理が行われたコーヒーが集まり、厳選なる国際基準の審査のもと10店が選出されました。

 

開催期間 2019/10/31〜11/3

 

使用されるカップについて

STACKING PAPER LID


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今年はエコ資材にも注目。出店していた全てのお店で使われていたリッド(フタ)付きのペーパーカップ、日本デキシー社製。

プラスチック製が多いリッドですがこちらは紙製。飲み口が付いておらずフタを取って香りと口当たりを楽しむようになってます。密封性もグッドでスタックもでき機能的。環境にもやさしいアイテム。デザインもシンプルで好きです。今後取り扱いが増える予感。価格は当日お聞きした時は未定とのことでした。

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今回のコーヒーコレクションでは、コーヒーと地球のことを考えた小さな取り組みとして、新しい紙製のフタ「スタッキングペーパーリッド」を使用して全店舗のコーヒーを提供します。

味覚の大半は嗅覚によって左右されると言われており、本来、コーヒーを最大限に味わうにはカップをフタで閉じないほうがよいのです。このリッドには飲み口がありません。飲むときはリッドを外し、香りや風味や口当たりをお楽しみください。

そして、リッドが必要ない方は是非お申し付けください。余分なゴミを減らしながら、今よりももっと美味しくコーヒーを味わえるようになるはずです。

STACKING PAPER LID 公式Webサイト
https://stackingpaperlid.com/

 

5 cups TICKET

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5店舗飲み比べ

3オンスほどのカップを差し込める穴の空いた段ボール型に商品名や特徴が記載された紙が付いて分かりやすかった。当日出店されていた5店舗の飲み比べができました。お試しで気に入ったお店を見つけることができたら、次は出店ブースへレッツゴー!というわけです。

11/2 

  • hazeru coffee(富山)
  • COFFEEROASTER&CAFE CULMINO(山形)
  • CHEMBOX COFFEE(Tianjin)
  • 時計のない喫茶店(北海道)
  • GEORGE COMMUNITY(Guiyang)

 

hazeru coffeeはCOFFEE COLLECTION 2019 Discover(コーヒーコレクションに出店出来るお店を決めるための催し)で今回優勝となってました。

優勝した豆

ボリビア アグロタケシ農園 ゲイシャ種 ウォッシュト

※感想※

「アグロタケシ」って日系人の農園主?とか思っちゃうけど違うんです。「アグロ」は「小径(こみち)」、「タケシ」は農園のあるエリアのタケシ渓谷のことを指すそうです。

ゲイシャ種というのはコーヒーの品種の名前。華やかでフルーティなフレーバーの価値の高いコーヒーです。「ウォッシュト」はコーヒー豆(実際はタネ)の入っている果実をひん剥いて種子の外殻皮を洗う工程を指します。

ジャスミンのような華やかなフレーバーにレモンピールのような爽やかな酸を感じました。質感もシルキーな滑らかさで、とっても甘くて美味しいコーヒーでした!ロースト感も一体化していてバランスもよかったです。久しぶりにボリビアの美味しいの飲めてテンション上がったので会社の同僚達にお土産の豆を買ったくらいでした。

今回出店していた他のお店でもボリビアのアグロタケシ農園を扱っていたのですが、ここのお店の味がダントツでした。

ボリビア産のコーヒーは業界で流行らそうとしてるのかな?最近よく見かけます。

アグロタケシ農園といえば丸山珈琲の丸山さんも訪れてましたね。

 

 

11/3の飲み比べ5店舗は

  • HATCH COFFEE ROASTERS(Canada)
  • AMBER COFFEE BREWERY(Hong Kong)
  • ROKUMEI COFFEE CO.(奈良)
  • NICHI NICHI COFFEE(福島)
  • GLITCH COFFEE&ROASTERS(東京)

でした。

 

 

その他

minimal

Bean to Bar でおなじみのチョコレート専門店ミニマル

経営者の方はスペシャルティコーヒーが好きだそうで、SCAJ(年に1回開催されるスペシャルティコーヒーの大きなイベント)などによく出展しています。有名なコーヒーショップでも取扱が増えているように思います。

原材料を厳選することでシングルオリジンコーヒーのようにカカオ産地によって異なる味の違いを感じられるチョコレートなんです。

パッケージもオシャレで ちょっとした手土産やプレゼントによいです。

 

HARIO

我が家でも使用しているハリオ

10/31、11/1の平日2日間だけですがCOFFEE COLLECTION WINNER × HARIO というイベントをやっていました。
コーヒーミル、ドリッパー、ケトルを使ってハンドドリップの体験や購入も可能だったみたい。実際使えるのっていいですよね。

 

セミナー

11/2にはCafeSnapスペシャルワークショップ『COFFEE COLLECTION × The Roast これからのバリスタや焙煎士に求められること』というセミナーが開催されてました。

GLITCH COFFEE & ROASTERSの鈴木清和氏をお招きし、「焙煎」の考え方や、自身がこれまで行ってきた「味覚トーレニング」をテーマに話を伺います。また、店のサンプルローストで活用しているという The Roast Expertや、先日新たに発表されたE-learningプログラム「コーヒービーンズマスター」についても紹介します。

11/3には出店店舗を決めるために開催したコーヒーコレクション 2019 Discoverの優勝店 hazeru coffeeの『COFFEE COLLECTION Discover 2019 優勝記念 hazeru coffee が考える美味しいコーヒーとは』というイベントもありました。店主 窪田豊久氏への公開インタビューでDiscoverに向けてどのように豆を選び、どのような焙煎を心がけたのか、また、富山にあるお店や自身が考える美味しいコーヒーについてなどお話があったようです。

 

まとめ

今年のコレクションは前回よりも来場者の年齢層に幅があったように思います。認知度がジワジワ上がってきているのかな。

なかなか飲むことの出来ない遠方の有名なお店のコーヒーも飲むことができ、またお店の方とも気軽に生産国や精選方法、焙煎の話などすることのできる素敵なイベントです。初めてスペシャルティコーヒーに触れる人にとっても、お試しセットなど活用してお店の人とコミュニケーションを取りながら自分好みを探すことができます。スペシャルティコーヒーのトレンドを知ることもできるイベントなので、今後も足を運んでいこうと思います。